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貿易赤字 鉱物性燃料

エネルギー(鉱物性燃料)の輸入額=赤字額の推移

  • 2022年(ピーク時):約33兆円の赤字

    • ウクライナ情勢による資源価格の高騰と急激な円安が直撃し、過去最大のエネルギー赤字を記録しました。

  • 2023年:約25.4兆円の赤字

    • 資源価格がピークからやや落ち着いたものの、依然として歴史的な高水準でした。

  • 2024年:約24兆円の赤字

    • 経済産業省のデータによる直近の実績値です。徐々に縮小傾向にありますが、まだ莫大な額が海外へ流出しています。

  • 2025年〜2026年現在(推計値):縮小トレンド継続中

    • 原油価格の落ち着きや、中東情勢を受けた物理的な輸入減(2026年春時点)などにより、年間ベースではさらに減少(赤字幅が縮小)する見通しです。

約24兆円の内訳(2024年実績ベースの目安)

この「約24兆円のエネルギー赤字」は、主に以下の3つの化石燃料で構成されています。

燃料の種類 年間輸入額の目安 主な用途
原油・粗油 約10兆円〜11兆円 自動車のガソリン、プラスチック製品の原料など
LNG(液化天然ガス) 約6兆円〜7兆円 火力発電、都市ガス(家庭のコンロや給湯)など
石炭 約5兆円〜6兆円 火力発電、鉄鋼業での製鉄プロセスなど

日本の「稼ぐ力」との比較

この年間約24兆円というエネルギーの赤字が、どれほど日本経済の負担になっているかを示す分かりやすい指標があります。

現在、日本が自動車などの高付加価値な製品を世界に輸出して稼ぎ出している「貿易黒字部分の稼ぎ」は、年間で約28兆円(2024年)と言われています。

つまり、日本企業が必死にモノを作って海外に売り、約28兆円の外貨を稼ぎ出しても、その大半(約24兆円)が「化石燃料の購入代金」として海外(主に中東やアメリカなど)にそのまま消えてしまっているというのが、日本の貿易収支のリアルな数字の構造です。

 国家予算と「エネルギー赤字」の比較

この「約122.3兆円」の国家予算に対して、日本が化石燃料を買うために海外に支払っている「約24兆円」という金額を当てはめてみます。

  • 国家予算の「約5分の1」に相当

    日本が国として1年間に使うお金の約20%(5分の1)に相当する巨額の富が、毎年ただ「燃料を買って燃やすため」だけに海外へ流出している計算になります。

他の主要な国の予算項目(2026年度)と比較すると、さらにその大きさが際立ちます。

項目 金額の規模(目安) 比較のイメージ
エネルギー貿易赤字 約24兆円 圧倒的な負担
防衛費 約9兆円 防衛費の約2.5倍以上
公共事業関係費 約6兆円 全国の道路や橋、インフラ整備費の約4倍
文教及び科学振興費 約5兆〜6兆円 日本の教育や科学技術振興に使うお金の約4倍以上
当社がエネルギー課題へのアクションとして、日本国内で生産出来るエネルギー技術の開発支援を推進しています。
エネルギーコストが安く為替の影響を受けず、自立したエネルギー調達の枠をどれだけ増加させることが出来るのか?
これらの課題に対して弊社はパートナー企業と開発と実装に向けて複数のプロジェクトに参画をしています。

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